誰でもできる本革首輪つくり その2

 

1.寸法を決定します。

お手持ちの首輪を参考にするのが一番良いと思います。バックルのピン中央部分から穴までの寸法が周囲となります。

下記は、16mm幅の首輪で首回り30cmの犬用の参考テンプレートです。 それぞれの犬の首の周囲やバックルの大きさによっても細かな寸法は、変わりますので、調整してください。

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2. 革に線を引きます。

銀ペンを使って革に線を引きます。十分な長さをとれるところを使用します。

今回は、約40cm以上とれる場所を16mm幅でカットしました。

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3. カッターでカット。

シッカリとした材質の定規を当てながら、線に沿ってカッターでカットします。革の断面がまっすぐになるように、切ります。

 

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4. へり落とし。

この作業は、必須ではありません。ただ、ベルトや首輪は、手に触れる事が多いので、カドを落としたほうが手触りがよく取り回しがしやすいのだと思います。

へり落としは、意外と難易度が高いです。なれないうちは、カドをガリガリにしてしまうこともあるかもしれません。余った革とかで練習後に本番したほうがいいと思います。あと、使う刃によっては、切れ味がイマイチだったりもするので、、、

やってみたい方は是非挑戦を!!

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5.ベルトの先をカット

ベルトの先を丸くカットします。

まずは、硬貨などてまるく印付けてください。

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印つけた天辺部分を定規をつかいまっすぐに裁断!

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そして、カドを数回にわけて裁断し、取っていきます。

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こんな感じです!!

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6.トコ処理

バスコと呼ばれる業務用の処理剤をつかっていますが、ヤマトのりでじゅうぶん代用可能です。

裏面のケバケバによく塗り込みます。

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そして、しばらく乾燥させ、完全に乾く前くらいに、圧力をかけてケバケバを寝かせます。

今回は、ドライバーを使いました。滑らかな面のあるものであれば、ガラスブロックやタイル、端材などで代用できるかもしれません。

頻繁にこの作業をやるようなら、専用のガラス板が一番使いやすいです。

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