休日は、犬と一緒にいられる時間がぐっと増える。平日は仕事などで短いから、その差が気になることもありますよね。でも、休日まで平日と同じ時間割にする必要はありません。まずは食事や休む時間を大きく崩さず、犬が自分で休める余地を残しておけば大丈夫です。
休日と平日で、一緒にいる時間が違ってもいい?
一緒にいる時間に差があっても、それだけで問題とは言えません。休日に散歩や遊びが増えても、犬が自分の場所で落ち着いて休めるなら、ずっと相手をし続けなくて大丈夫です。
気にするなら、時間の長さより休日の過ごし方が急に変わりすぎていないか。起きる時間や食事、散歩、休息のタイミングが大きくずれると、犬によっては落ち着きにくいことがあります。予定をぎっしり入れるより、いつもの流れを残して、そこに遊びや外出を足すくらいがちょうどいいと思います。
べったり過ごす日も、犬が休む選択肢を残す
せっかく一緒にいられる休日。散歩も遊びも、と欲張りたくなる気持ちは分かります。ただ、犬が離れた場所へ行ったり、横になって目を閉じたりしたら、そのまま休ませてください。何度も呼んだり、寝ているところへ誘ったりしない。犬がまた近づいてくるまで待つ時間も、ちゃんと一緒に過ごす時間です。
平日の留守番を、休日に埋め合わせなきゃと思い詰めなくて大丈夫。散歩の長さや遊び方は、年齢や体調、普段の運動量に合わせましょう。いつもより疲れている、休みたがる。そんな様子があれば、予定は切り上げて静かに過ごすのがよさそうです。
散歩の合図も、休日だけ特別に増やしすぎない
首輪やリードを見せると、犬は「次は散歩かな」と感じることがあります。休日に何度も道具を手に取って、そのたび遊びや散歩が始まると、犬が期待して落ち着かなくなる場合も。散歩に出ない時間は、わざわざ道具を見せて誘わず、部屋を静かにしておきましょう。
サクラ犬具製作所では、首輪やリードを手にする動作も、犬にとって次の行動の合図になりうると考えています。犬具屋としては、休日に一緒の時間をどんどん増やすより、散歩の合図と休む時間の区切りを分かりやすくするほうを優先したいです。
今日から試せる実践Tips

休日の予定を立てるとき、まず食事と休む時間をいつもどおり残してみてください。散歩や遊びはそのあとに。犬が自分から離れて休める場所も、片づけずに使えるままにしておきます。休日の終わりに、急に長いひとり時間を作って平日に備える必要はありません。いつもの帰宅後の流れに戻すくらいで十分です。
飼い主さんが離れると強く取り乱す、食べない、体を傷つける。そうした変化があるなら、休日と平日の過ごし方の差だけが原因とは限りません。様子を記録して、獣医師や犬の行動に詳しい専門家に相談してください。ぐったりしている、呼吸が苦しそう、立てない、吐くなど体調の異変がある場合は、生活の工夫より先に獣医師へ。


