私がこどものころ、飼っていた犬がとつぜん具合が悪くなり、動けなくなってしまい、動物病院の夜間救急に運び込み一命をとりとめた事件があった。
その前の日まで、元気いっぱいにしていたのに『なぜ???』と思ったのだが、医者の推測では、食べ物に玉ねぎが混入していたのではないか? という事だった。
当たり前のように人間の食事を分け与えていたのだ。
実は、『人間の食べ物は』犬にとって危険がいっぱい!!
玉ねぎは、含まれる成分アリルプロピルジスルファイドなどが赤血球を破壊し貧血を起こす事がある。死に至るケースも。
ネギ類では、ゆり科植物でニラや長ねぎ、にんにく、ラッキョウなども同様に危険です。
チョコレートは、カフェインとテオブロミンが多量含まれており、胃腸障害や異常な血圧、不整脈を引き起こし、死に至るケースも。
ブドウとレーズンは、急性腎不全を引き起こす可能性が指摘されています。
マカダミアナッツは、震えなどを引き起こす可能性があります。
キシリトールを含むガムは、低血糖や肝不全、膵臓炎を引き起こし、重症化する可能性もあります。
ほかにも、危険なたべものがあるかもしれませんが、
主に一般的にいわれているものを挙げてみました。
散歩の際に気を付けるべき植物などもありますので、こちらは、次回ご紹介します。