犬がおもちゃにすぐ飽きるのはなぜ?新しく買う前に遊び方を変えるには

おもちゃを出しても、少し遊んだだけで犬が離れてしまう。そんなときは、すぐ買い替える前に、まず遊び方を一つ変えてみてください。動かす速さや場所を変え、犬が自分から近づくかを見ると、今のおもちゃで続けられる遊びが見つかることがあります。

同じおもちゃでも、遊びのきっかけは変えられる

犬がおもちゃに関心を示さなくなる理由は一つとは限りません。いつも同じように目の前で振っているなら、犬にとって遊びの展開が単調になっていることもあります。おもちゃそのものを替える前に、飼い主さんの動かし方を変えてみましょう。

たとえば、床の上をゆっくり動かして追いかけるきっかけを作る、家具の陰に一部だけ隠して見つけてもらう、犬がくわえたら引っ張り合いではなく一度動きを止める、といった変化です。追いかけることより、探すことや持ってくることに反応する犬もいます。どれが合うかは、おもちゃを見たときの様子や、犬が自分から参加するかで判断します。

犬具を作る側から見ても、道具を新しくすることより、犬がどう関わるかを先に見るほうが、選択を急がずに済みます。おもちゃを動かす人が毎回同じ速さ、同じ距離で誘っていないか。そこを少し変えるだけで反応が違うか、まず確かめます。

遊び方を変えるなら、犬が乗ってくる速さに合わせる

おもちゃを勢いよく振り続けるより、犬が見たり近づいたりしたところでいったん止めてみます。犬が自分から鼻先を寄せる、前足を出す、くわえようとするなどの動きを見せたら、短く応じてまた止める。飼い主さんが誘い続けるのではなく、犬の反応を合図に遊びを進めます。

追いかけるのが好きそうなら、部屋の中で短い距離をゆっくり動かします。見つけるのが好きそうなら、犬が見ている前でおもちゃを布の端や家具の陰に隠し、探す余地を残します。引っ張り合いにすぐ移らず、くわえた状態で満足そうにしているなら、そのまま少し待つのも一つの方法です。

遊びに加わらない、途中で離れる、別のことを始めるといった反応があれば、その日は切り上げます。疲れや気分、周囲の音など、おもちゃ以外の条件も関わるため、反応が薄いことだけで「このおもちゃは嫌い」と決めなくてかまいません。

今日から試せる実践Tips

飼い主が布の下におもちゃを少し隠し、犬が自分から探している場面

最初は、いつものおもちゃを使って「動かす」「隠す」「止める」のどれか一つだけ変えてみます。いくつも続けて試すと、どの遊びに反応したのか分かりにくくなります。犬が近づいたか、自分からくわえたか、すぐ離れたかを見て、次に試す遊びを決めましょう。

遊ぶ場所を変える方法もあります。いつも同じ場所で遊んでいるなら、周囲にぶつかる家具や滑りやすい床がないかを先に見て、動ける範囲で別の場所を選びます。おもちゃを投げる場合は、犬が勢いよく走り込んでも危険の少ない広さを確保してください。

遊んでいる間は、おもちゃの破れやほつれにも目を向けます。部品が取れそうなものや、犬が壊して飲み込むおそれのある状態なら使わず、遊びを終えます。犬がおもちゃをくわえたまま返さないときも、無理に口から引き抜かず、落ち着いて遊びを区切ってください。

ぐったりしている、呼吸が苦しそう、立てない、吐くなどの様子があるときや、飼い主さんが心配なときは、おもちゃ選びや遊び方より獣医師への相談を優先してください。

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