犬が迷子になったら何をすべきか!! 無駄な時間を慌てて過ごさないように、して下さい。とにかく、落ち着いて、冷静で迅速な行動が解決への一歩です。
日本で迷子なった犬は、行政で保護され、原則として3日以内に飼い主からの申し出がない場合、殺処分される恐れがあります。そのような痛ましい事故が起きない為にも迅速で確実な行動をしてください。一部の自治体では、4-7日程度保護することを公示している場合もありますし、逃げ出してから数日たって保護の場合もあります。3日以上経過していても、まず連絡をしてください。
◆最初に確認すべきこと
1.マイクロチップを埋め込んでいるか
マイクロチップを埋め込んでいる犬が保健所や施設で保護された際、マイクロチップの情報を読み込み、飼い主の情報を照会できます。飼い犬という事が証明されれば、万が一の事故を防げる可能性が高くなります。
2.迷子札をつけているか
近所の人や交番などで保護され、すぐに連絡をもらえる確率が高いのが迷子札です。常時付けておくのが望ましいです。
※これらは、保護されてから役立つものです。緑の多い場所や人気のない場所の場合、森や林に逃げ込む場合もあります。
◆迅速に行動
『各所へ連絡を』
まず、お探しの飼い主さんは、最寄りの 警察署 ・ 保健所 ・ 市町村 ・ 動物愛護センター に至急連絡してください。自治体で迷子犬のネットワーク築いている場合もありますが、各所での連携できていない可能性もありますので、可能性のある地域の各所へ連絡してみましょう。時間経過してから、保護されるケースもあるので、定期的に連絡を。
隣接する保健所で保護されるケースもあるので、可能性のあるところは、ひとつひとつ確認していきましょう。
『近所を捜索』
脱走した犬が反応しやすいもの【エサや餌の入れ物、笛、おもちゃなど】を持っていると便利です。視界に入って、あと少しで保護できそうな時に、追いかけると逃げてしまう事があります。犬がお気に入りの物でうまくおびきよせましょう。
名前を呼んでみたり、エサのにおいを漂わせながら探すのも効果的です。そして、近所の人や犬が徘徊しそうな道周辺の人に聞いて回りましょう。その時に迷子札をつけているのなら、発見時『迷子札付けているので見つけたらぜひ連絡をお願いします』と頼んでみるのもよいと思います。さらに聞き周りの時にチラシがあったらより効果的です。
『迷子犬捜索のチラシ』テンプレートを作成してみましたので、プリントしてご自由にお使い下さい。(※写真を貼り、必要事項記入してコンビニなどでカラーコピーしてお使いください。)