Category: しつけに役立つ情報
東日本大震災から8年。
震災後は、尊いペットの命を助けたいとペットに寄り添う飼い主や動物愛護活動を行うボランティアの姿がとても印象的でした。
その一方、飼い主とはぐれ、被災ペットとして多くの尊い命が失われました。
そして、未だ飼い主のもとに戻れない被災ペットがいるのも事実です。
ペット同行避難は、自治体間や避難施設間における温度差も大きく、避難所によっては、受け入れてもらえないケースや飼い主が避難所のルールに難儀するケースも少なくなかったそうです。
東日本大震災を経て、ペット避難における課題が大きく浮き彫りになるなか、現在に至るまで、自治体によっては、ペット避難ルールを制定するなど、少しずつ改善されていった印象をうけますが、あくまで人道支援が優先となります。
特に災害発生初期は、人道支援が最優先される為、ペットの支援は受けられないケースが多いです。
ペットを安全に避難させる事は飼い主の責務であることを常に心得ておくべきでしょう。
■■災害への心得■■
1.ペットの避難計画をたてる
災害時、飼い主とペットの同行避難が原則となります。しかし、避難施設によっては、アレルギーなどで、動物と接することができない人がいたり、無駄吠えなどにより、他者に迷惑がかかり、避難所へペットが同行できない可能性もあります。
親戚や友人など保護先を事前に確保し連絡先リストを持ち出し袋に入れておくとよいでしょう。
避難施設では、無駄吠えやトイレマナーができない場合など、周囲から非常に嫌がられます。快く避難施設で受け入れてもらう為にも、無駄吠えやトイレマナーを日頃よりトレーニングしておきましょう。
■■用意すべき防災用品リスト■■
1.未開封のミネラルウォーターとドライフードや缶詰 1週間程度
2.エサ、水用の食器(ボウル)
3.予防接種証明書のコピー
4.常用薬と処方箋のコピー
5.キャリータイプのゲージ(ペットの名前、飼い主連絡先をシールなどで掲示)
6.養生テープ(ゲージ破損時の補強などに役立つ)
7.ペットの写真
8.保護先連絡リスト
9.環境省 災害時におけるペットの救護対策ガイドライン(PDF)
10.トイレシート 1週間分程度
11.防臭マナー袋(ウンチ袋) 1週間分程度
12.ティッシュペーバー/ペーパータオル 1週間分程度
13.予備の首輪とリード
14.迷子札付き首輪
15.消毒液
16.懐中電灯
17.いつも遊んでいるペット用おもちゃ(ストレス緩和に役立ちます)
18.ペット用毛布
『ケージ 養生テープ 毛布』
非難するときや避難施設では、基本的にはキャリータイプのケージの中にいれて置く必要があります。
普段からキャリーバッグに慣らしておくことが重要です。(ケージを小屋として使ったり、ケージの中でエサを上げるなど)
おすすめは、プラスチックタイプのゆとりあるゲージです。避難中にケージが破損した場合にも養生テープにて補強することが出来ます。万が一衝撃などで、扉などがあいたり、ゲージが分解してしまうのを防ぐために、あらかじめ養生テープ補強するとよいでしょう。
東日本大震災では、避難施設内においてケージを毛布で覆う光景が見受けられました。
主にボランティアが用意した毛布を利用したものですが、飼い主が用意しておくとよいでしょう。
寒さ対策、臭い対策にもなりますし、犬は、暗くて狭い場所が大好きなんです。慣れない場所でパニックやストレスにならないよう、避難時初期段階から利用できるように用意しておきましょう。
『首輪 迷子札』
迷子札は、普段から必ず装着するようにしましょう。
すぐに用意できない場合は、応急措置として、消えにくいペン(油性マジックなど)で首輪に直接『飼い主連絡先』を記入すると良いです。
東日本大震災では、多くの犬が様々な保護団体に保護されましたが、迷子札がつけられていない犬が多く、飼い主がみつからないケースが多くありました。
ぶら下げるタイプだと、何か引っかかってとれしまったり、噛み切ってしまう可能性も考えられますので、首輪と一体になっているタイプがおすすめです。
訓練されたペットであっても、災害時などはパニックに陥り逃げ出してしまう事もあります。また、災害は、飼い主が不在の時に起きる可能性があるという事も忘れてはいけません。
災害時にマイクロチップも有効とされております。ただ、保護する可能性のある施設や人すべてが、マイクロチップ読み取り装置を用意している訳ではありません。東日本大震災においては、震災発生直後は、行政が機能せず、県内に動物愛護センターもない状況で、一般の方がホデンティアで保護したケースも多くありました。マイクロチップを入れている場合でも迷子札は必ずつけるようにしましょう。
環境省の調査では、東日本大震災の際にマイクロチップを入れている事で飼い主が判明したケースは無かったのです。なかには、マイクロチップを装着していたものの飼い主登録がされてないケースもあったそうです。一方、鑑札や迷子札装着による飼い主判明率は、100%でした。
『迷子用チラシ・ペットの写真』
迷子用チラシは、迷子になってから用意するものとは限りません。事前に準備することをおすすめします。愛犬の写真も迷子になったとき役だちます。
災害時は、容易にコピーや印刷などできない状況も考えられます。愛犬の写真を貼ったチラシを数枚用意しておくだけでも、迷子になったときやペット用シェルターにて保護された際に非常に役立ちます。
迷子用チラシのテンプレートをご用意しておりますので、ご自由にお使いください
『愛犬が迷子になったら(ページ下にPDFリンクがあります)』
『トイレシート マナー袋 ティッシュ ペット用オムツ』
普段から使用しているトイレシート・マナー袋(ウンチ袋)・ティッシュ・ペット用オムツを最低でも1週間分は用意しておきましょう。ペット用オムツは、ヒートや、ストレスなどで慣れない避難場所での粗相などに役立ちます。
『リード』
キャリーに入れて避難する際に忘れがちになってしまうリード。普段用と別に非常用リードとして持ち出し袋に入れておくとよいでしょう。
環境省 災害時におけるペットの救護対策ガイドライン(PDF)
米国ミシガン大学の学者がとても興味深い論文を発表した。
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0092656618301661#!
1681匹のサンプルをもとに調査した結果年齢による性格の差がみられたそうだ、特に興味深いのは、6歳~8歳で他の動物に対する攻撃性がもっとも高いということ。
人間の年齢にすると丁度40歳~60歳といったところ。
クレーマーは、50代が一番多いなんて話もあるので、なんか人間社会とリンクしてて興味深いはなしです。
11月3日、CBC NEWS(カナダ)に、「ネコじゃらし」に関する危険性についてのケーススタディ記事が掲載された。
ネコじゃらしといえば、多くの人が一番身近な雑草として慣れ親しんできた存在だろう。まさかと思ったが2016年5月にはアメリカのアニマルライツ(PETA)がアワ系植物の危険性についてYOUTUBE動画を公開していた。
どうやらアワ系植物の花につく針状の突起によって体内へ侵入し、重篤な症状を引き起こす恐れがあり、気管や肺、最悪の場合、脳内に到達する可能性も。エノコログサは、犬がよく食べてしまう雑草であると認識していたが、海外においては、エノコログサによる症例がかなりあるようなので、今後注意すべきかもしれません。
ただし、海外のネコじゃらし系の植物は、花の突起部分が日本のソレとはかなり異なる(危険度高そうな)ものが多いので額面通り受け取るわけにもいかないかも・・・。散歩中に洋服へ猛烈引っ付いてくる外来系のネコじゃらしを見かける事もたまにあるので、そのような場所には近づかないようにした方がいいかもしれません。
熊本地震においても、多くの動物が被災したことは記憶に新しいところです。被災地では自治体や獣医師会などによって、動物救護本部等が設置され、教護活動が実施されました。
その一方で、避難所につれて行けず放されたり、取り残されたペットたちが多くいたのです。ボランティアや自治体、環境省による保護活動も行われましたが、飼い主不明のままシェルターにのこされたペットも多くいます。
先の震災では、『ペットと災害』という、近代社会における、課題が浮き彫りになり、過去の事例のみでは、対処しきれない事も多くありました。
9月1日は、防災の日です。
あらためて『ペットと災害』について考えてみたいと思います。
■■災害への心得■■
災害は、予期せぬ時に起こるものです。どんな状況下においても最善な行動ができるよう日頃からの準備が大切です。
災害時、飼い主とペットの同行避難が原則となります。しかし、避難施設によっては、アレルギーなどで、動物と接することができない人がいたり、無駄吠えなどにより、他者に迷惑がかかり、避難所へペットが同行できない可能性もあります。
親戚や友人など保護先を事前に確保しておくとよいでしょう。
避難施設では、無駄吠えやトイレマナーができない場合など、周囲から非常に嫌がられます。快く避難施設で受け入れてもらう為にも、無駄吠えやトイレマナーを日頃よりトレーニングしておきましょう。
■■用意すべきもの■■
『食糧 水 薬 ペット用食器』
被災した直後、すぐに救援物資がとどいたり、ペットに対する救護活動が行われるとは限りません。また、救援物資が不足しているような状況下においては、ペットにまで十分な食料と水が行き渡りません。災害直後においては、どうしても人間優先となってしまうのです。
避難施設に物資が到着するのに2-3日、人間優先になってしまうケースも考えると最低でも1週間程度は、用意しておいたほうが安心です。
フードは、いつものフードで問題ありません。ただ、一度袋を開けてしまうと酸化がすすんでしまいます。
備蓄用として、1週間程度の未開封フードと水と常備薬を用意しておくとよいでしょう。
消費期限を確認しながら、一定期間で、買い換えましょう。
エサ、水用の食器(ボウル)も用意しておきましょう。
『ケージ 養生テープ 毛布』
避難するときや避難施設では、基本的にはキャリータイプのケージの中にいれて置く必要があります。
普段からキャリーバッグに慣らしておくことが重要です。(ケージを小屋として使ったり、ケージの中でエサを上げるなど)
おすすめは、プラスチックタイプのゆとりあるゲージです。避難中にケージが破損した場合にも養生テープにて補強することが出来ます。万が一衝撃などで、扉などがあいたり、ゲージが分解してしまうのを防ぐために、あらかじめ養生テープ補強するとよいでしょう。
東日本大震災では、避難施設内においてケージを毛布で覆う光景が見受けられました。
主にボランティアが用意した毛布を利用したものですが、飼い主が用意しておくとよいでしょう。
寒さ対策、臭い対策にもなりますし、犬は、暗くて狭い場所が大好きなんです。慣れない場所でパニックやストレスにならないよう、避難時初期段階から利用できるように用意しておきましょう。
『首輪 迷子札』
迷子札は、普段から必ず装着するようにしましょう。
東日本大震災では、多くの犬が様々な保護団体に保護されましたが、迷子札がつけられていない犬が多く、飼い主がみつからないケースが多くありました。
ぶら下げるタイプだと、何か引っかかってとれしまったり、噛み切ってしまう可能性も考えられますので、首輪と一体になっているタイプがおすすめです。
訓練されたペットであっても、災害時などはパニックに陥り逃げ出してしまう事もあります。また、災害は、飼い主が不在の時に起きる可能性があるという事も忘れてはいけません。
災害時にマイクロチップも有効とされております。ただ、保護する可能性のある施設や人すべてが、マイクロチップ読み取り装置を用意している訳ではありません。東日本大震災においては、震災発生直後は、行政が機能せず、県内に動物愛護センターもない状況で、一般の方がホデンティアで保護したケースも多くありました。マイクロチップを入れている場合でも迷子札は、必ずつけるようにしましょう。
『迷子用チラシ・ペットの写真』
迷子用チラシは、迷子になってから用意するものとは限りません。事前に準備することをおすすめします。愛犬の写真も迷子になったとき役だちます。
災害時は、容易にコピーや印刷などできない状況も考えられます。愛犬の写真を貼ったチラシを数枚用意しておくだけでも、迷子になったときやペット用シェルターにて保護された際に非常に役立ちます。
迷子用チラシのテンプレートをご用意しておりますので、ご自由にお使いください
『愛犬が迷子になったら(ページ下にPDFリンクがあります)』
『トイレシート マナー袋 ティッシュ ペット用オムツ』
普段から使用しているトイレシート・マナー袋(ウンチ袋)・ティッシュ・ペット用オムツを最低でも1週間分は用意しておきましょう。ペット用オムツは、ヒートや、ストレスなどで慣れない避難場所での粗相などに役立ちます。
『リード』
キャリーに入れて避難する際に忘れがちになってしまうリード。普段用と別に非常用リードとして持ち出し袋に入れておくとよいでしょう。
環境省 災害時におけるペットの救護対策ガイドライン(PDF)
この愛くるしい小熊のような姿に癒される人は多いはずです。
1980年にはCM(日立のテレビ)に登場し、ご記憶の方も多いはず。ブルドッグのように潰れた顔で、ポメラニアンのような可愛さもあり、
角度によってはライオンのような勇ましい姿にも見える魅力いっぱいのワンちゃんです。
しかし、ペットショップでお目にかかることはまずありません。
一様に、チャウチャウは、しつけが難しく攻撃的であるという事で敬遠されているようなのです。
中国華北原産の犬種とされ、2000年以上前より存在していたといいます。
犬の原種であるオオカミにも非常に近い為、しつけが難しく攻撃的であると考えられています。
動物行動学者コンラート・ローレンツ(ノーベル賞受賞)の愛犬がチャウチャウであったことも有名です。
コンラート・ローレンツ曰く『一人の飼い主だけになつく犬』であり『オオカミのような性格』といいます。
コンラートに師事したEトルムラーは、犬の社会性に必要な前頭葉部分を収める骨格に言及し、
チャウチャウの場合、『平らで広い頭蓋骨』をもち馬鹿なのではなく、脳容積が少ない為に単純な性格であると推測しています。
前頭葉は、人間の場合『思考・判断』にかかわる指令的役割を担い、『我慢や報酬で鍛えられる』とされています。
しかし、野生に生きる動物の場合、思考判断や我慢や報酬を受け取る事にどれだけ大きな意味があるのでしょうか? 決してチャウチャウは覚えの悪い犬ではないようです。
チャウチャウは、良い意味でも悪い意味でも『野性的』
チャウチャウを飼う場合、ほかの犬とはまったく別の性格をもつものであることを意識したほうがよさそうです。
チャウチャウのしつけは一筋縄にはいきません。飼う前にチャウチャウの特性をよく理解し、覚悟が必要な犬であることは間違いなさそうです。
一般的に言われるチャウチャウの性質や特徴
●無理やりしつけられることが嫌い ●綺麗好き ●寒さに強い ●番犬には最適 ●神経質 ●無駄吠えは少ない ●独立心旺盛 ●太りやすい ●触られることが苦手 ●人見知り ●警戒心が強い ●後ろ足が機敏じゃないため、後ろからの接近に警戒(視界が狭い説もあり) ●元闘犬 ●フレンドリーじゃない ●頑固 ●舌が青紫 ●遊ばない ●飼い主とのスキンシップは好きな子もいる ●足が弱い ●20-30kg ●飼い主への忠誠心がある
犬同士でお互いのお尻のにおいをかぎ合う光景を日常的にみる。
一般的には「犬の挨拶」「名刺交換」「情報交換」というように言われている。
なぜ、このような行為が挨拶や情報交換になるのか?
野生においては、グループのなかでも地位の低いオオカミは、相手に臭いを嗅がれないよう、しっぽなどでガードしてしまう。
お尻の臭いには、それほどまでに相手に見透かされてしまう情報が含まれているという事なのだ。
具体的にはどういう事か?
肛門嚢分泌物の研究した結果によると、イヌが所属するグループや個体によって化学的組成が異なることが報告されている。
この匂いから、犬たちが得ている情報は、『所属』『性別』『地位』『去勢』などと言われ、『遺伝的な違い』までも、この匂いにより判別しているという。
犬が嗅いでいるのは、肛門嚢の臭いだけではない。実は、肛門周囲には、多くの脂腺が存在し、ここより分泌される水溶性分泌物(主にアポクリン腺から)がコミュニケーションに重要な物質と考えられている。
雑感
飼い主としては、自己紹介しているんだなぁ・・・と暖かく見守りたいところです。 ただ、臭いを嗅いだ結果、相手に攻撃的になるという事もありますので、油断はせず、リードで犬をコントロールできる状態にしておいでください。
ドッグイヤーという言葉。
人間にとっての7年が犬の1年に相当するという事をしっている人は、多いはず。
厳密にいうとドッグイヤーというのは、年齢や大きさによってちがう。
この表を見て意外に感じるのは1歳は、7歳ではなく15歳程度であるということ。
犬は、かなりのスピードで大人になっているのだ。
犬の場合、7か月で永久歯が生え変わるというのだから、人間のそれと比べてみても、1歳児には、15歳に達しているというのは納得である。
大きな犬ほど短命であるというのは、以前の記事【大きい犬ほど短命!?】でも紹介したが、厳密には5歳程度までは、ほぼ同じ成長をたどり、6歳以降の老化で大きな違いがみられるようだ。
ただ、この表は、あくまで目安なので、個体差があることはお忘れなく。先天性の影響はもちろん、生涯食べたものや、環境によって寿命が左右されるのは人間とおなじ。
犬の年齢
人間の年齢にすると
(10キロ未満)
人間の年齢にすると
(10-24キロ未満)
人間の年齢にすると
(24キロ以上)
1
15
15
15
2
24
24
24
3
28
28
28
4
32
32
32
5
36
36
36
6
40
42
45
7
44
47
50
8
48
51
55
9
52
56
61
10
56
60
66
11
60
65
72
12
64
69
77
13
68
74
82
14
72
78
88
15
76
83
93
16
80
87
120
わずか3か月のフレンチブルドッグ「ブロディ君」
しつけは、子犬のうちからするのが、良いんですね。
子犬からのしつけは、褒めて褒めて褒めまくるんだそうで、決して叱らないのがいいんだとか。
褒めてご褒美を上げるトレーニングを数日間行ったんだそうです。
可愛いすぎです。
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