「なんで、トイプードルみたいなかわいすぎる犬がオオカミの子孫なんだよ!!」
と憤っている方も多いはず。
なぜオオカミのような野生のイヌ科動物がここまで多様なイヌとして発展したのか? これを紐解く鍵は、『メンデルの法則』にあるのだ。勤勉な方であれば、一度は聞いたことがあるかもしれない。優位性の法則、分離の法則、独立の法則の3つからなる遺伝学の礎を築いた法則。
まぁ、小難しい話は、抜きにして、簡単に説明すると、特別ビッグな犬を選別し、と特別ビッグな犬同士を交配させ続けると、大きな子を生む品種ができるという事。
しかし、そんな遺伝学を用いても、オオカミの子孫がトイプードルだなんて、、、、だって、小さな品種と小さな品種を掛け合わせても生まれるのは【小さなオオカミでしょ!】
この秘密は、『根気』
実は、ある特徴にもとづく交配を20代、30代と続けていくうちに、初代からは想像もつかない容姿になるという。この結果、多様な品種が開発されていったのだ。特に犬の遺伝子は、容姿を変容しやすい特徴をもつようだ。
人と犬の生活は、古代より続くが、現代のように、愛玩犬として、ペットとして犬を可愛がる事に品種が開発されいったのは、17世紀以降とされている。
19世紀にはいるとケンネルクラブが創設され、血統が分類され、犬が血統ごとに品評されるようになっていった。
現在、世界における犬の品種は、800種にものぼると言われている。(国際畜犬連盟が公認するのは約340種)
800って、、、、
これだけのイヌ集めたら犬の動物園できるかもしれませんねぇ。