ポインターの代表犬種であるイングリッシュポインター。
諸説あるが、スペインの猟犬(オールドスパニッシュポインター(スペインの絶滅犬種))を起源にもつとされ、英国でポインターのことが言及されたもっとも古い記録は、18世紀初頭までさかのぼる。※(ジョン・ゲイは1713 年の詩『Rural sports 』)
ポインターは、鳥猟犬として大変優れており、持久力、俊敏さに加え順応性もある頼もしい犬。外では、非常にアクティブ。人との社交性もあるとされるが、他の狩猟犬とくらべると、社交性が控えめな性格である。改良される過程でグレイハウンドの血を引いており、グレイハウンドのやや内気な気質が反映されているのかもしれない。飼い主に対しては、非常に従順である。
体重は、20-30kgで大型犬のなかでも軽量だが、体高は60-69cmで、一回り大きな大型種と変わらない体長があり、筋肉質で細身である。
ポインターの語源は、獲物を見つけるとその場で止まり、獲物の場所を視覚的に『指し示す(ポインティング)』ことに由来する。