1.心を癒す
犬を飼っている人なら、仕事や家事で疲れていても、
愛犬と触れ合うことで疲れが『癒される』経験をお持ちの方も多いはずだ。
この癒しのメカニズムには、きちんとした理由がある。
日頃、人間は、他人とのコミュニケーションにおいて、自尊心やら、不安、恐怖、イラ立ちなどを感じ、常に感情のバロメーターを行ったり来たり。
しかし、
犬と接する時、負の感情のバロメーターをOFFにして、『オープンマインド』で、触れ合う事ができる。
脳波測定を用いた研究においても『犬の癒し効果』は証明されている。
2.キズを癒す
物理的な側面に焦点を当ててみると、飼い主が怪我をした時に、犬が擦り傷をなめる行為をすることがある。実は、イヌが傷口をなめる行為は、回復を促している事がわかっている。
犬の唾液には殺菌作用があり、傷の早期治癒に役立つタンパク質が含まれているという。少なくとも人間の唾液にはみられない効能を発揮する事ができる特別なパワーなのだ。かといって安易に傷口をなめさせる行為はさけるべきだろう、犬の唾液には多くの細菌も含まれており、思わぬ感染症にさらされるリスクもあるので注意が必要だ。
3.ガンの早期発見
犬が飼い主のガン細胞を知覚し、警告をすることがある。これは、イギリスのコリー犬が飼い主のがんを早期発見し命をすくった事により注目されるようになった。犬には、がんを嗅ぎ分けることが出来る嗅覚があるのだ。
近年では『がん探知犬』として育成された犬が活躍している。
4.免疫力の強化
ペットと過ごすと免疫力が強化されることが報告されている。免疫が強化される事実は、さまざまな研究結果が報告されいる。
○ペットと過ごすと手術後の薬物治療の必要性が有意に減る傾向がみられた。
○犬と暮らす赤ちゃんは生後一年間の呼吸器疾患の割合が低かった。
○犬と暮らした子供は、アトピーの発症率が低かった。
○ペットを飼っている心疾患患者の死亡率が低かった。
などなど
理由は、ともあれ、犬が人の免役力を高めているのは、事実なのである。
雑感
どうやら、犬には神様が与えたとしか考えられないスーパーヒーリングパワーをお持ちのようです。スピリチュアルな側面だければなく物理的にも犬の癒し効果が認められているなんて・・・・
『犬って 本当っ に イイですねぇ~(水野治夫風)』