犬同士の挨拶は毎回必要?すれ違うだけの日があっても大丈夫

散歩中、向こうから犬が来ると「挨拶させたほうがいいのかな」と迷うことがあります。犬同士の挨拶は毎回必要ではありません。相手と自分の犬の様子を見て、どちらかがためらっているなら距離を取り、すれ違うだけにして大丈夫です。

挨拶をしない選択も、散歩のうち

犬同士が顔を合わせるたびに近づける必要はありません。散歩の目的は、出会った犬すべてと交流することではないからです。相手の飼い主さんが立ち止まらず歩いているときや、道幅が狭く距離を保てないときは、そのまま通り過ぎるのが自然な選択です。

挨拶を避けることは、犬を臆病だと決めつけることでも、飼い主さんの失礼でもありません。その日の体調や周囲の混み具合によって、近づかないほうが落ち着いて歩けることもあります。犬が相手を見ていても、必ず交流したいという合図とは限りません。

近づくかどうかは、両方の犬を見て決める

挨拶させるなら、相手の飼い主さんが応じてくれるかを先に確かめます。犬の様子は、しっぽだけで判断せず、体全体の動きや距離の取り方も見てください。体がこわばる、顔をそらす、後ろへ下がる、飼い主さんの後ろに回るといった様子があれば、近づけずに距離を取ります。

反対に、どちらか一方が勢いよく近づこうとしているときも、すぐに接触させず、いったん間を取るほうがよい場面があります。相手が立ち止まっていても、挨拶を望んでいるとは限りません。「近づけるか」だけでなく、「相手も近づくことに同意しているか」を確かめましょう。

犬同士の様子を読み切ろうとするより、双方の飼い主さんが落ち着いて対応できる距離を保つほうが現実的です。少しでも判断に迷ったら、挨拶を見送って歩き続けてかまいません。

リードを持つ手に力が入ったら、距離を取り直す

道具を作る側から見ると、散歩ではリードの種類だけでなく、飼い主さんの手にどんな力がかかっているかも見過ごせません。犬同士の挨拶では、近づけることより、無理に引き寄せずに距離を調整できることを優先します。

リードを強く引いたまま犬同士を近づけると、飼い主さんも犬も動きにくくなります。手に急な力がかかったり、犬が前へ出続けたりしたら、挨拶をいったんやめて、相手から離れる方向へ歩きます。道の反対側へ移る、広い場所で相手を先に通すなど、接触しない方法で十分です。

リードを持つ手の力だけで犬の気持ちを決めつけることはできません。それでも、持ち手を握り直したくなるほど張っているなら、飼い主さんが落ち着いて動ける余裕が少なくなっている合図です。挨拶を続けるより、まず間隔を広げましょう。

今日から試せる実践Tips

飼い主がリードを持ち、犬同士の距離を保って歩道ですれ違う様子

次に犬とすれ違うときは、相手の犬が見えた段階で、道幅と進行方向を見ておきます。挨拶をさせるか迷ったら、まずは近づかずに通り抜けられる道を選び、リードを持つ手に無理な力がかからない距離を保ちます。

相手の飼い主さんが挨拶を望んでいるか分からないときは、声をかけて確かめてもかまいません。返事が曖昧だったり、犬が落ち着かなかったりしたら、そのまま通り過ぎます。挨拶できたかどうかではなく、双方が無理なく散歩を続けられたかを、その日の目安にしてください。

犬がぐったりしている、呼吸が苦しそう、立てない、吐く、または飼い主さんが心配だと感じるときは、犬同士の挨拶や犬具の工夫より、獣医師など専門家への相談を優先してください。

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