犬と暮らす部屋のにおいは、消臭剤と掃除のどちらを先に選ぶ?

犬と暮らす部屋のにおいが気になったら、まず消臭剤や芳香剤を足すより、においが残りやすい場所を探して掃除するのが先です。最初は犬の寝床やブランケットなど、犬が長く触れる布類から。次に、食器まわりやごみ箱などを見ていくと、何を手入れするか決めやすくなります。

最初に見るのは、犬が長く過ごす布類

部屋に入ったときだけにおいが気になるのか、寝床の近くやソファの一角でも感じるのか。まず場所を変えて確かめます。犬のベッド、敷物、ブランケット、ソファカバーなど、犬がよく使う布を順に見てください。

洗えるものは、素材や製品表示に合った方法で洗い、しっかり乾かします。すぐに洗濯できない日は、寝床のカバーだけ替える、犬が使う布を一枚ずつ洗うなど、できる範囲で構いません。洗剤や消臭剤の香りを重ねるより、布に残った汚れや湿り気を取り除く方が、原因を見つける手がかりになります。

布以外は、食器・ごみ箱・床を順に

布を手入れしても気になるなら、食べ残しや水のついた食器、ごみ箱、犬のトイレまわりを確認します。器は洗って水気を切り、ごみは袋の口を閉じて、床や壁に汚れが残っていないか見ます。掃除のあとに窓を開けて換気し、においが戻る場所があるか確かめると、次に手を入れる場所を絞れます。

芳香剤やスプレーを使う場合は、犬が直接なめたり触れたりしない置き方を選び、製品の表示に従ってください。香りが強いものを一度にいくつも使うと、元のにおいが消えたのか判断しづらくなります。まず掃除と換気をしてから、必要性を考えましょう。

今日から試せる実践Tips

犬のベッドカバーを外して洗濯かごに入れる飼い主

一度に部屋全体を整えようとせず、においが気になる場所を一つ選びます。寝床ならカバーを外して洗う。食器まわりなら器を洗って床を拭く。手を入れた場所と、においがどう変わったかを分けて考えると、同じ掃除を何度も繰り返さずに済みます。

犬具を作る側から見ると、暮らしの道具は出し入れの順番が決まっている方が手入れを続けやすいものです。掃除用の布や替えカバーを、使う場所の近くにまとめておけば、気づいたときに一つだけ取りかかれます。

換気や掃除をしても急に強いにおいが続く、犬の体や口からのにおいが気になる、といったときは、部屋の消臭だけで片づけず原因を切り分けてください。犬がぐったりしている、呼吸が苦しそう、立てない、吐くなどの様子がある、または飼い主さんが心配なときは、犬具や室内の工夫より獣医師への相談を優先してください。

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