犬の豆知識

心臓病とドッグフードの関係とは?

犬や猫の拡張型心筋症(DCM)とペットフードの関係性について調査している アメリカ食品医薬局(FDA)が、16のペットフードブランドと拡張型心筋症の各ケース(500例以上)をリストアップした レポートを公表した。 https://www.fda.gov/media/128303/download https://www.fda.gov/animal-veterinary/animal-health-literacy/questions-answers-fda-center-veterinary-medicines-investigation-possible-connection-between-diet-and 最も多く報告されている事例は、エンドウ豆、レンズ豆、ひよこ豆、およびさまざまな種類のジャガイモを含むペットフードとしています。 FDAは、各メーカーへのペットフード回収依頼などされておらず、研究結果に基づく因果関係なども示されていないことから、今後の調査研究に期待されるところです。 拡張心筋症は、心臓の筋肉が薄くなり、心臓筋肉収縮能力の低下にともない血液を送り出す力よわくなり、心臓の部屋が拡張する病気です。現在、原因については詳しく分かっておらず、遺伝的要因やタウリン、Lカルニチンの不足によって引き起こされる可能性が指摘されています。不整脈や呼吸困難、失神など命に係わる重篤な症状を引き起こす場合があります。

『犬好き』実は遺伝だった!?

犬派と猫派というのは、身の回りに少なからず存在している。 犬を何頭も飼う人もいれば、猫しか眼中にない熱烈な猫派も存在しており、ペット好きの間では永遠のテーマでもある。 この度、スウェーデンの研究者たちが、非常に興味深い研究を行った。 https://www.nature.com/articles/s41598-019-44083-9 犬の飼い主は、『 遺伝的要因により犬を飼う選択をしているかどうか? 』 論文では、『 相加的遺伝因子が主に犬の飼育に寄与し、遺伝率は女性で57%、男性で51%と推定された。 』としいている。 要するに、人の遺伝的構造が犬を飼うかどうかに関して大きな影響を与えた可能性があるということである。しかも、女性のほうが、遺伝的影響を受けやすいのだ。 たしかに縄文時代より犬と共生(猟犬として)していたという可能性を唱える考古学者もおり、人間が長年にわたる犬との共生により、なんらかの理由で遺伝的な影響を与えたといわれると、そうなのかもしれないとも思うが、犬好きが遺伝の可能性があるとは大変な衝撃である。

ベトナム原産の希少種『プー・クォック・リッジバック・ドッグ』

フーコック・リッジバック・ドッグ ベトナムの島が育んだ、背中の逆毛を持つ希少な狩猟犬 フーコック・リッジバック・ドッグは、ベトナム南部のフーコック島を原産地とする希少な中型犬です。 ベトナム語では「Chó Xoáy Phú Quốc」と呼ばれ、背中に周囲とは反対方向へ毛が生える「リッジ」を持つことで知られています。 珍しい外見ばかりが注目されがちですが、本来は島の人々とともに狩猟や番犬の役割を担ってきた実用犬です。 引き締まった体に高い持久力と俊敏性を備え、水辺や起伏のある場所でも活発に行動します。 基本データ 原産地ベトナム・フーコック島用途狩猟犬、番犬、家庭犬体高およそ45〜56cm体重およそ12〜20kg被毛短く、やや硬い毛色ブラック、黄褐色、ブリンドルなど主な特徴背中のリッジ、立ち耳、筋肉質で引き締まった体FCI公認未公認 体格については資料によって多少の幅がありますが、中型犬としては軽快で、無駄の少ない体つきをしています。 同じく背中にリッジを持つタイ・リッジバック・ドッグと比べると、一般的には一回り小柄な犬とされています。 フーコック島で発達した古い犬種 フーコック・リッジバック・ドッグは、ベトナム南部のフーコック島で古くから飼育されてきた土着犬です。 島の人々にとっては、単なる愛玩犬ではなく、狩猟を助け、家や家畜を守る実用的な犬でした。 フーコック島は海に囲まれた環境であり、外部から多くの犬が入りにくかったと考えられます。 そのため、島の暮らしに適した体型や性質が比較的保たれやすく、独自の犬種として発達してきました。 この犬種は、計画的にショードッグとして作られた犬というよりも、実際の生活の中で選ばれてきた犬です。 すばやく走る力、足場の悪い場所を進む能力、警戒心、判断力、丈夫さ。 そうした実用性が、長い時間をかけて犬種の特徴になっていったと考えられています。 最大の特徴である「リッジ」 フーコック・リッジバック・ドッグの最大の特徴は、背中にあるリッジです。 リッジとは、周囲の毛とは反対方向に生える毛の帯のことで、背中の中央に細長く現れます。 横から見ると、背中に少し盛り上がった線があるように見えることがあります。 このリッジは、フーコック・リッジバックを象徴する外見的特徴であり、犬種を語るうえで欠かせない要素です。 ただし、背中にリッジがあるからといって、必ず純粋なフーコック・リッジバックであるとは限りません。 タイ・リッジバック・ドッグやローデシアン・リッジバックなど、他にもリッジを持つ犬種が存在します。 犬種として見る場合には、体型、頭部、耳、尾、被毛、性格、血統などを総合的に確認する必要があります。 タイ・リッジバックとの違い フーコック・リッジバックとよく比較されるのが、タイ・リッジバック・ドッグです。 どちらも背中にリッジを持つ東南アジア系の犬ですが、フーコック・リッジバックのほうが一般に小柄で、より軽快な印象を持ちます。 タイ・リッジバックはやや大きく、力強さを感じさせる体格です。 一方、フーコック・リッジバックは細身でしなやか、俊敏性や身軽さが目立つ犬です。 ただし、単純に「小型のタイ・リッジバック」と考えるのは正確ではありません。 フーコック・リッジバックは、フーコック島という独自の環境で育まれたベトナム原産の犬であり、別の歴史と特徴を持つ犬種です。 引き締まった体と野性的な外見 体は細身ですが、弱々しい印象はありません。 胸は適度に深く、腰や後肢にはしっかりと筋肉が付き、走る、跳ぶ、方向を変えるといった動作に適しています。 耳は立ち耳で、周囲の音や気配に敏感に反応します。 目は鋭すぎず、知的で観察力のある表情を見せます。 尾はややカーブし、活動時には高く持ち上がることがあります。 全体として、フーコック・リッジバックには野性的な美しさがあります。 作り込まれた華やかさではなく、島の自然の中で生きてきた犬らしい、機能的で無駄のない外見です。 毛色と被毛 被毛は短く、体に密着しています。 長毛犬のような頻繁なブラッシングは必要ありませんが、短毛だからといってまったく手入れが不要というわけではありません。 毛色には、ブラック、黄褐色、ブリンドルなどが見られます。 特にブリンドルの個体は、虎のような縞模様が入り、非常に印象的な外見になります。 短毛であるため、泥や水に濡れても比較的乾きやすい一方、寒さには強くありません。 暖かい地域を原産地とする犬なので、寒冷地で飼育する場合は、防寒対策を考える必要があります。 性格――警戒心と友好性を併せ持つ犬 フーコック・リッジバックは、活発で頭の良い犬です。 家族に対しては愛情深く、信頼した相手とは強い絆を結びます。 一方で、初対面の人や知らない犬に対しては、すぐに無防備になるタイプではありません。 周囲をよく観察し、相手との距離を慎重に測るような面があります。 これは、狩猟犬や番犬としての背景を考えると自然な性質です。 島で暮らしてきた犬らしく、独立心もあります。 常に人の指示を待つというより、自分で状況を判断しようとする傾向があります。 そのため、しつけでは力で従わせるのではなく、信頼関係を作りながらルールを教えていくことが大切です。 社会化の重要性 フーコック・リッジバックを家庭犬として飼う場合、子犬の頃からの社会化が非常に重要です。 人、犬、車、生活音、動物病院、散歩道、公園、さまざまな地面などに、無理のない範囲で慣らしていく必要があります。 社会化が不足すると、警戒心の強さが出すぎてしまい、知らない人や犬に対して過敏に反応することがあります。 反対に、適切な経験を積んだ個体は、落ち着いて周囲を観察し、必要以上に怖がらずに行動しやすくなります。 この犬種は賢いため、飼い主の対応の一貫性もよく見ています。...

ベジタリアンのペットは「ベジタリアンなの?」

世界で急増中の菜食主義。日本でも話題になりつつあるベジタリアンの食生活。 そこで気になるのがベジタリアンのペットは、やはりベジタリアンなのかどうか? カナダとニュージーランドの大学研究者達が、3673人のペット飼い主を調査した結果、大変興味深い数字が出てきた。 犬猫は元来 肉食動物である。犬に関しては、雑食として知られるが、それでも消化器官は短く肉食に適しており、 肉食獣の特徴である鋭利な犬歯の存在からもわかるとおり肉食に適した動物である。 http://176.34.59.152/?p=608 調査の結果は、3673人のうち、229人の飼い主がベジタリアンと報告している。 そして、58人がペットも「ベジタリアン」 さらに、131人が、植物成分が主原料のフードを与えている 犬猫が植物性原料中心に摂取すると必要栄養素が欠乏すると指摘されていますので、植物ベースでの栄養管理にはかなり注意必要といえます。 しかし、ベタリアンのペットフードに関する健康上のメリット、デメリットに関する研究はすくなく、さらなる研究が必要だと結論づけられています。 https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0210806#pone.0210806.ref027

ペットの災害対策 2019年版

東日本大震災から8年。 震災後は、尊いペットの命を助けたいとペットに寄り添う飼い主や動物愛護活動を行うボランティアの姿がとても印象的でした。 その一方、飼い主とはぐれ、被災ペットとして多くの尊い命が失われました。 そして、未だ飼い主のもとに戻れない被災ペットがいるのも事実です。 ペット同行避難は、自治体間や避難施設間における温度差も大きく、避難所によっては、受け入れてもらえないケースや飼い主が避難所のルールに難儀するケースも少なくなかったそうです。 東日本大震災を経て、ペット避難における課題が大きく浮き彫りになるなか、現在に至るまで、自治体によっては、ペット避難ルールを制定するなど、少しずつ改善されていった印象をうけますが、あくまで人道支援が優先となります。 特に災害発生初期は、人道支援が最優先される為、ペットの支援は受けられないケースが多いです。 ペットを安全に避難させる事は飼い主の責務であることを常に心得ておくべきでしょう。 ■■災害への心得■■ 1.ペットの避難計画をたてる 災害時、飼い主とペットの同行避難が原則となります。しかし、避難施設によっては、アレルギーなどで、動物と接することができない人がいたり、無駄吠えなどにより、他者に迷惑がかかり、避難所へペットが同行できない可能性もあります。 親戚や友人など保護先を事前に確保し連絡先リストを持ち出し袋に入れておくとよいでしょう。 避難施設では、無駄吠えやトイレマナーができない場合など、周囲から非常に嫌がられます。快く避難施設で受け入れてもらう為にも、無駄吠えやトイレマナーを日頃よりトレーニングしておきましょう。 ■■用意すべき防災用品リスト■■ 1.未開封のミネラルウォーターとドライフードや缶詰 1週間程度 2.エサ、水用の食器(ボウル) 3.予防接種証明書のコピー 4.常用薬と処方箋のコピー 5.キャリータイプのゲージ(ペットの名前、飼い主連絡先をシールなどで掲示) 6.養生テープ(ゲージ破損時の補強などに役立つ) 7.ペットの写真 8.保護先連絡リスト 9.環境省 災害時におけるペットの救護対策ガイドライン(PDF) 10.トイレシート 1週間分程度 11.防臭マナー袋(ウンチ袋) 1週間分程度 12.ティッシュペーバー/ペーパータオル 1週間分程度 13.予備の首輪とリード 14.迷子札付き首輪 15.消毒液 16.懐中電灯 17.いつも遊んでいるペット用おもちゃ(ストレス緩和に役立ちます) 18.ペット用毛布 『ケージ 養生テープ 毛布』 非難するときや避難施設では、基本的にはキャリータイプのケージの中にいれて置く必要があります。 普段からキャリーバッグに慣らしておくことが重要です。(ケージを小屋として使ったり、ケージの中でエサを上げるなど) おすすめは、プラスチックタイプのゆとりあるゲージです。避難中にケージが破損した場合にも養生テープにて補強することが出来ます。万が一衝撃などで、扉などがあいたり、ゲージが分解してしまうのを防ぐために、あらかじめ養生テープ補強するとよいでしょう。 東日本大震災では、避難施設内においてケージを毛布で覆う光景が見受けられました。 主にボランティアが用意した毛布を利用したものですが、飼い主が用意しておくとよいでしょう。 寒さ対策、臭い対策にもなりますし、犬は、暗くて狭い場所が大好きなんです。慣れない場所でパニックやストレスにならないよう、避難時初期段階から利用できるように用意しておきましょう。 『首輪 迷子札』 迷子札は、普段から必ず装着するようにしましょう。 すぐに用意できない場合は、応急措置として、消えにくいペン(油性マジックなど)で首輪に直接『飼い主連絡先』を記入すると良いです。 東日本大震災では、多くの犬が様々な保護団体に保護されましたが、迷子札がつけられていない犬が多く、飼い主がみつからないケースが多くありました。 ぶら下げるタイプだと、何か引っかかってとれしまったり、噛み切ってしまう可能性も考えられますので、首輪と一体になっているタイプがおすすめです。 訓練されたペットであっても、災害時などはパニックに陥り逃げ出してしまう事もあります。また、災害は、飼い主が不在の時に起きる可能性があるという事も忘れてはいけません。 災害時にマイクロチップも有効とされております。ただ、保護する可能性のある施設や人すべてが、マイクロチップ読み取り装置を用意している訳ではありません。東日本大震災においては、震災発生直後は、行政が機能せず、県内に動物愛護センターもない状況で、一般の方がホデンティアで保護したケースも多くありました。マイクロチップを入れている場合でも迷子札は必ずつけるようにしましょう。 環境省の調査では、東日本大震災の際にマイクロチップを入れている事で飼い主が判明したケースは無かったのです。なかには、マイクロチップを装着していたものの飼い主登録がされてないケースもあったそうです。一方、鑑札や迷子札装着による飼い主判明率は、100%でした。 『迷子用チラシ・ペットの写真』 迷子用チラシは、迷子になってから用意するものとは限りません。事前に準備することをおすすめします。愛犬の写真も迷子になったとき役だちます。 災害時は、容易にコピーや印刷などできない状況も考えられます。愛犬の写真を貼ったチラシを数枚用意しておくだけでも、迷子になったときやペット用シェルターにて保護された際に非常に役立ちます。 迷子用チラシのテンプレートをご用意しておりますので、ご自由にお使いください 『愛犬が迷子になったら(ページ下にPDFリンクがあります)』 『トイレシート マナー袋 ティッシュ ペット用オムツ』 普段から使用しているトイレシート・マナー袋(ウンチ袋)・ティッシュ・ペット用オムツを最低でも1週間分は用意しておきましょう。ペット用オムツは、ヒートや、ストレスなどで慣れない避難場所での粗相などに役立ちます。 『リード』 キャリーに入れて避難する際に忘れがちになってしまうリード。普段用と別に非常用リードとして持ち出し袋に入れておくとよいでしょう。 環境省 災害時におけるペットの救護対策ガイドライン(PDF)

テリア界の王様『エアデール・テリア』

Airedale Terrier イギリス原産 テリア種 体格 高さ56-62cm 体重 23-32kg テリア種では、最大の体格でありながら、器用で嗅覚もすぐれ動きも機敏。狩猟犬としてはもちろん、様々な作業犬として活躍している。 19世紀初頭にはイギリス・ドイツなどで軍用犬として重用され、日本の警察犬種にもエアデール・テリアが含まれる。 水のテリアとも呼ばれ 発祥当時は、イギリスのヨークシャー地方でカワウソの狩猟犬として活躍していた。 とても器用で機敏であり威風堂々としたすがたは、他のテリア種とは明らかに違う。

ペットの防災対策を考える

熊本地震においても、多くの動物が被災したことは記憶に新しいところです。被災地では自治体や獣医師会などによって、動物救護本部等が設置され、教護活動が実施されました。 その一方で、避難所につれて行けず放されたり、取り残されたペットたちが多くいたのです。ボランティアや自治体、環境省による保護活動も行われましたが、飼い主不明のままシェルターにのこされたペットも多くいます。 先の震災では、『ペットと災害』という、近代社会における、課題が浮き彫りになり、過去の事例のみでは、対処しきれない事も多くありました。 9月1日は、防災の日です。 あらためて『ペットと災害』について考えてみたいと思います。 ■■災害への心得■■ 災害は、予期せぬ時に起こるものです。どんな状況下においても最善な行動ができるよう日頃からの準備が大切です。 災害時、飼い主とペットの同行避難が原則となります。しかし、避難施設によっては、アレルギーなどで、動物と接することができない人がいたり、無駄吠えなどにより、他者に迷惑がかかり、避難所へペットが同行できない可能性もあります。 親戚や友人など保護先を事前に確保しておくとよいでしょう。 避難施設では、無駄吠えやトイレマナーができない場合など、周囲から非常に嫌がられます。快く避難施設で受け入れてもらう為にも、無駄吠えやトイレマナーを日頃よりトレーニングしておきましょう。 ■■用意すべきもの■■ 『食糧 水 薬 ペット用食器』 被災した直後、すぐに救援物資がとどいたり、ペットに対する救護活動が行われるとは限りません。また、救援物資が不足しているような状況下においては、ペットにまで十分な食料と水が行き渡りません。災害直後においては、どうしても人間優先となってしまうのです。 避難施設に物資が到着するのに2-3日、人間優先になってしまうケースも考えると最低でも1週間程度は、用意しておいたほうが安心です。 フードは、いつものフードで問題ありません。ただ、一度袋を開けてしまうと酸化がすすんでしまいます。 備蓄用として、1週間程度の未開封フードと水と常備薬を用意しておくとよいでしょう。 消費期限を確認しながら、一定期間で、買い換えましょう。 エサ、水用の食器(ボウル)も用意しておきましょう。 『ケージ 養生テープ 毛布』 避難するときや避難施設では、基本的にはキャリータイプのケージの中にいれて置く必要があります。 普段からキャリーバッグに慣らしておくことが重要です。(ケージを小屋として使ったり、ケージの中でエサを上げるなど) おすすめは、プラスチックタイプのゆとりあるゲージです。避難中にケージが破損した場合にも養生テープにて補強することが出来ます。万が一衝撃などで、扉などがあいたり、ゲージが分解してしまうのを防ぐために、あらかじめ養生テープ補強するとよいでしょう。 東日本大震災では、避難施設内においてケージを毛布で覆う光景が見受けられました。 主にボランティアが用意した毛布を利用したものですが、飼い主が用意しておくとよいでしょう。 寒さ対策、臭い対策にもなりますし、犬は、暗くて狭い場所が大好きなんです。慣れない場所でパニックやストレスにならないよう、避難時初期段階から利用できるように用意しておきましょう。 『首輪 迷子札』 迷子札は、普段から必ず装着するようにしましょう。 東日本大震災では、多くの犬が様々な保護団体に保護されましたが、迷子札がつけられていない犬が多く、飼い主がみつからないケースが多くありました。 ぶら下げるタイプだと、何か引っかかってとれしまったり、噛み切ってしまう可能性も考えられますので、首輪と一体になっているタイプがおすすめです。 訓練されたペットであっても、災害時などはパニックに陥り逃げ出してしまう事もあります。また、災害は、飼い主が不在の時に起きる可能性があるという事も忘れてはいけません。 災害時にマイクロチップも有効とされております。ただ、保護する可能性のある施設や人すべてが、マイクロチップ読み取り装置を用意している訳ではありません。東日本大震災においては、震災発生直後は、行政が機能せず、県内に動物愛護センターもない状況で、一般の方がホデンティアで保護したケースも多くありました。マイクロチップを入れている場合でも迷子札は、必ずつけるようにしましょう。 『迷子用チラシ・ペットの写真』 迷子用チラシは、迷子になってから用意するものとは限りません。事前に準備することをおすすめします。愛犬の写真も迷子になったとき役だちます。 災害時は、容易にコピーや印刷などできない状況も考えられます。愛犬の写真を貼ったチラシを数枚用意しておくだけでも、迷子になったときやペット用シェルターにて保護された際に非常に役立ちます。 迷子用チラシのテンプレートをご用意しておりますので、ご自由にお使いください 『愛犬が迷子になったら(ページ下にPDFリンクがあります)』 『トイレシート マナー袋 ティッシュ ペット用オムツ』 普段から使用しているトイレシート・マナー袋(ウンチ袋)・ティッシュ・ペット用オムツを最低でも1週間分は用意しておきましょう。ペット用オムツは、ヒートや、ストレスなどで慣れない避難場所での粗相などに役立ちます。 『リード』 キャリーに入れて避難する際に忘れがちになってしまうリード。普段用と別に非常用リードとして持ち出し袋に入れておくとよいでしょう。 環境省 災害時におけるペットの救護対策ガイドライン(PDF)

犬が遠吠えするワケ

イヌが遠吠えする理由はなんだろう。 遠吠えというと野生のオオカミを思い浮かべる人も多いはず。 オオカミが仲間を集合させる時(主に狩り)に遠吠えすると考えられている。 一方、人間と生活している犬が仲間を集結させるために遠吠えしているとは考えにくい。   筆者宅では、トイプードルとチワワを飼っているが、遠吠えをしているのをほとんど見たことがない。 チワワが飼い始めのころ、少し遠吠えのような事をしているのを目撃したことがあるが、最近はめっきり。 二匹の性格は、 トイプードルは、人間大好きで甘えんぼうで落ち着きがない。 チワワは、常に警戒心がつよく、反射神経はイイ。 どちらかといえば、チワワの方が野性的だ。   子供のころに柴犬の雑種を飼っていたが、この犬は、よく遠吠えをしていた。サイレンなどにも呼応していたし、遠くのイヌが遠吠えしているのを聞いて呼応することもよくあった。   このように、犬の場合、遠吠えする犬と遠吠えしない犬がいるのだ。   感覚的には、遠吠えする犬は、野生的な印象を受ける。 犬の行動学においては、家畜化されたオオカミ(イヌ)が遠吠えする理由は、不明のままだ。 ただ、犬の場合も仲間を求めて(さみしい時や嬉しい時)に遠吠えするのだろうと推測されている。 サイレンなどに呼応する場合もある。米国動物愛護協会の説明によれば、大きな音を聞いた結果、周囲に注意を促したり、不安感により遠吠えをしているそうだ。   たしかに子供のころに飼っていた犬(雑種)は、屋外で飼っていた犬だったが、カミナリで遠吠えをしつづけ、ずぶ濡れになりながらずっと遠吠えするもんだから、カミナリがなっているときは、家の中に招き入れて落ち着かせていた。   遠吠えという行為自体は、野生で生活していたオオカミの遺伝子の名残かもしれないが、 さみしさ等を周囲に訴えているのだろうから、 遠吠えしているときは、そっと寄り添ってあげたい。
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