ソファにひょいと飛び乗る姿を見ると、「このままで大丈夫かな」と気になりますよね。とはいえ、どの犬にもステップが必要というわけではありません。私たちなら、まず飛び降りたあとの足元を見ます。着地で滑る、よろける。そんな様子があるなら、上り下りの経路を変えることを考えたいところです。
段差対策が必要かは、飛び方と着地で判断する
ソファの高さだけでは決められません。犬が前足をかけて体を引き上げるのか、勢いよく一気に跳ぶのか。降りたとき、足元は安定しているか。いつもの様子を少し見てみると、気になるのが段差なのか、着地する床なのか見えてきます。
毎回大きく跳ぶ犬や、着地でよろける犬、滑りやすい床の家では、対策を早めに考えてもよさそうです。足腰に不安がある場合も同じです。ただ、年齢や体格だけで決めつけず、動きがいつもと変わっていないかも気にかけてください。判断に迷うときは、犬の状態に合う運動や住環境について獣医師に相談できます。
犬具を作る側としては、道具を足すことより、犬が毎回同じ場所から無理なく上り下りできることを大事にしたいです。ステップも、置けば解決というものではありません。犬が使わない場所にあっても、結局いつものように飛び乗ってしまいます。
ステップを置くなら、使い続けられる位置と安定感を
ソファの前に置けば使ってくれる、とは限りません。犬が普段上り下りする場所に合わせて、乗ってもぐらつかず、床の上で滑りにくいものを選びます。ソファとの間が空きすぎていないかも見てください。隙間を飛び越えてしまうなら、置き方を変える必要があります。
置いたあとは、犬がどう使うかを見ます。避けて飛び乗ることもあれば、端に足をかけたり、降りるときだけ使わなかったり。無理に乗せるより、まず位置や向きを変えてみる。それでも使わないなら、ステップにこだわらず、ソファに上げない方法も考えましょう。
ステップを置く場所がない家もあります。その場合は、ソファに上げる時間や場所を決める手もあります。留守中は近づけないようにするなど、家族でやり方をそろえておくと犬も戸惑いにくいでしょう。段差対策は、ステップを買うことだけではありません。
今日から試せる実践Tips

まずは、犬がソファに向かうところから、降りて着地するところまで見てみてください。どこから跳び、どこに着くのか。そこが分かるだけでも、対策の場所を決めやすくなります。着地する床が滑るなら、まずは足元から。勢いよく飛び降りるなら、ステップを置けるか、ソファに上げない時間を作れるかを考えます。
急に段差を嫌がる、歩き方が変わる、痛そうにする。こうした変化があれば、段差対策だけで済ませず獣医師に相談してください。ぐったりしている、呼吸が苦しそう、立てない、吐いているなど、心配な様子があるときも同様です。犬具や住環境の工夫より、受診の相談を優先してください。
うまく対策できているかは、犬が無理なく使えているか、着地で滑ったりよろけたりしていないかで見ます。ステップが合わないこともあります。家の間取りと犬の動きを見ながら、続けやすい方法を選んでください。


